何にでも、七味唐辛子をかけて食べる主人公、その七味は母の形見だそうで、缶の上部には「進め!比奈ちゃん」と書かれています。
その手に握られている小さな缶は、もしかして・・・
比奈子愛用の七味
藤堂比奈子さんは、警視庁刑事部捜査第一課・厚田班の新人刑事さん、母親・香織の形見の七味缶をお守りとして常に持ち歩いて、何にでもその七味を振りかけることから周囲から変わり者扱いされているのですがその藤堂比奈子さんが長野県出身ということで八幡屋磯五郎の七味唐辛子なんですね。
七味の老舗
東京・浅草「やげん堀・中島商店」さん、京都・清水の「七味家本舗」さん、そして長野市・善光寺の「八幡屋礒五郎」さんが日本三大七味唐辛子と言われているそうです。
<写真は八幡屋磯五郎の七味唐辛子、楽天市場へリンクしています>
主人公・比奈ちゃんの手に握られていたのは、八幡屋磯五郎さんの七味唐辛子ですね。
我が家も冷蔵庫に入ってますよ、もう何年も前の缶ですが詰め替え用がありますので、中身を補充して使用しています。
七味唐辛子の七つとは?
何気なく、パッパとふりかけ使っている七味唐辛子ですが、何が入ってるんでしょうか?
七味唐辛子は、七つの香辛料調合した日本独自のスパイスです。
主原料は唐辛子ですが、他は、『山椒・生姜・胡麻・陳皮・紫蘇・麻種』が、一般的でしょうか。
唐辛子を含む七つのスパイスが調合されていれば、良いんだそうです。
お店独自のブレンドもあるので、色んな七味が楽しめますね。
七味唐辛子の用途
使い方も人それぞれ、それこそ比奈ちゃんの様に(笑)
和洋中、どれにでも合うスパイスです。
蕎麦、うどんは勿論、パスタや肉・魚料理にも。
きんぴら、切り干し大根の煮物、ひじきの煮物にも。
普段のお味噌汁に飽きたら、一振りパパッと入れてみてください。
(写真はナムルです)
出来上がりにパパッと七味レシピ
風味も増し、美味しいですよ。
エビマヨを盛り付け、仕上げに一振り。
これもまたマヨネーズの甘さと良く合い、美味しいです。
エビを鮭に変えて、鮭マヨです。
生鮭(生サーモン)でも大丈夫。
適当な大きさに切った鮭に小麦粉を軽くまぶしてカラッと揚げておきます。
たまねぎ半分、生しいたけ3個をスライスし、炒めて粗熱を取ります。
マヨネーズ大3~4、砂糖小1(又は練乳小1)、レモン汁(又は酢)大1
コショウと味の素少々、仕上げ用の七味唐辛子
これらを良く混ぜて、揚げた鮭と炒めたたまねぎ等を加えて混ぜます。
仕上げに七味唐辛子をお好きなだけ。
しいたけをエリンギにしたり、鮭をエビにしても更に美味しさup^^