真イワシ
大衆魚とも言われた真イワシですが、最近では漁獲量も減り、そうも言えなくなってきているようですね。
それでも、4~5尾が198~298円程度で買えますので、高級魚までにはなっていないでしょう。
旬は7月~11月だそうですが、産卵前である秋から冬が一番美味しいそうです。
夕飯に、どうやって食べようかな。
鰯(いわし)
漢字で書くと、『魚』に『弱』と書きます。
イワシの鱗は大変取れやすく水揚げしただけでポロポロと…
水圧にも弱く、直ぐに死んでしまうため、この漢字が当てられたそうです。
確かに、イワシを捌くときに、鱗取りの必要はないですから。(もう取れてる状態だった。)
今日のイワシは、青森県産(4尾298円)で、脂の乗ったものでした。
捌きます
調理の方法によっても多少捌き方も変わってきますが、どうしよう…腹開きならメニュー変更しても使い勝手が良いかな。
- 取り敢えず、頭は落としましょう。
- この位置から刃先を使いお尻まで切れ目を入れ、内臓を取り出します。
- 中骨の上を利き手親指で、上側の身と骨を外すように滑らせます。
(その後、下の身に残った中骨をゆっくりと外します。) - 腹骨(両側)を取ります
脂が乗っていて滑りましたが、腹開きの完成です。
用途によっては色々あります
こちらは、頭を落とすまでは一緒です。違うのは、、、(写真はもう切ってしまった後です…)
赤い線の下に包丁を入れ、内臓ごとお腹の部分を落としてしまう方法です。
残った内臓も取り出し、綺麗に水洗いしてあります。
包丁を入れる回数が2回というのが、嬉しいです(笑)
丸のままなので、このまま塩焼きや、煮魚も美味しいですね。
そして最後に、こちらは上のイワシを三枚おろしにしての皮引きです。
包丁の背で軽く押さえ、そっと引っ張っていきます。身を崩さない様に気を付けてくださいね。
(都合により、三枚おろしの手順の写真がありません)
イワシメニュー
腹開き、頭内臓取り、三枚おろしとイワシは捌きましたが、メニューはどうしましょう。
腹開きは、かば焼き・フライ・チーズパン粉焼き等、丸のままは、塩焼き・煮魚、三枚おろしは刺身でしょうか。
我が家は何にしたかというと、
結局全部、皮を引きました。それから、小骨を取り除き刺身に。
小骨を取るのが面倒になったので、骨ごと叩き、イワシのたたきの出来上がり。
家で食べるのですから、このくらいの出来でOKですわ。
完璧を目指される方に、この程度で満足していると怒られそうですがね(;^_^A
イワシならそんなに難しくありませんから、チャレンジしてみたらいかがでしょうか。
出刃包丁もいりませんし、今使てっいる包丁で十分です。
我が家の小ぶりの牛刀、これでイナダまでは捌けます。(鯛は、骨が硬くて大分てこずりました。)
魚を捌ける奥様、カッコイイと言われるかも^^